遠距離恋愛スタート

《遠距離恋愛スタート》

そして、電話をかけ合うようになって2ヶ月くらいたち、私は大学４年生になった。

旦那の誕生日の日。私は何を思ったのか、平日にもかかわらず山形から三沢まで車を走らせた。

彼の誕生日を、一緒に祝おう！と思った。この時点で、私達はお互い好きだと言ったわけでもなく、

もちろん彼氏彼女でもない。もしかしたら本当は旦那に彼女がいて、２人仲良く誕生日をお祝いしているかもしれない。

でも、そんなことはどうでもよかった。とにかく会いに行こう！と思った。

基地のゲートから旦那に電話すると、１人でTVみてるよ・・・と言っていた。(誕生日なのにね・・)

一応電話で“誕生日おめでとう”と言った後、“ゲートまで迎えに来て！”と言った私に、

“は？？？何いってんの？？？”と旦那。始めは、すぐに状況がのみ込めなかったらしい。

その後、迎えに来た旦那はかなり驚いていた。(そりゃ～そうだよね～・笑)

事前に彼の誕生日（４月）は、三沢に帰れない。と言ってあったし、５月のゴールデンウィークに帰った時、

会えるといいね～なんて話してたから。

あの日から付き合うことになって、遠距離恋愛がスタートしたんだよなぁ。わ～懐かしい。

そういえば、旦那にあった時渡そうと思って、大学近くの工房で轆轤を回し作ったコーヒーカップを、

誕生日にプレゼントしたのですが・・・・・彼は、コーヒーも紅茶も飲まない人。

私はコーヒーが大好きだったので、勝手に彼もコーヒー党だろうと思い込み、きっと喜ぶ♪と作ったんだよねぇ。

もちろん、プレゼントした時は喜んでくれたけど、きっと心の中では俺はコーヒー飲まないし・・・・

って思ったよね。リサーチ不足でした。

あのカップは、今私のコーヒーカップになっています(笑)
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

“もしかして・・・・”へつづく・・・・・もしかして・・・・

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